2015年02月11日

兵頭全郎の60句を読む

川柳木馬 第143号に
『兵頭全郎の60句を読む』が掲載されました。

まぁひねりのないタイトルのとおり、
兵頭全郎さん篇の60句を読んだものです。
原稿用紙10枚相当。60句には足りないかも。
でも足りないと感じるのは、1句1句に考え込むからで、
「全体をインプットして考えたのち取り出し
効果的に伝えることができないからかも」と思ったことでした。


同時掲載は
湊圭史さんの『ねじれの位置―兵頭全郎句の言葉の位相』でして、
森を俯瞰し思考する湊氏のかたわらで、森の切り株にけつまづく江口の図。

兵頭全郎さんの60句より。

イントロが途切れ寝殿造の密
戯画丸く盗む大吟醸の瓶
タンカーに横付けされるポテチ工場
つぼみまだプラスティックな薄緑
七万人入れる紙箱の折り方
日没をずっと見つめているかたち
美人画の額を湾曲する歌劇
墨汁で描いた蒼天乾くまで
虫かごの景色と気づくBGM
川に乗る?もっと都は燃えていろ

posted by 飯島章友 at 11:51| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。