2015年06月15日

ぶれーどらんなー:200字川柳小説  川合大祐

雨は止まない。高層ビルの窓に寄りかかって、夢を見る。わずかの時間、夢を見る。目覚めれば街。目覚めずも街。人間達が見捨て、動物たちが闊歩する街。動物たちを狩るのがハンターの仕事。思う。俺は何のために狩りをしているのか?いったいこの衰退した人間達が動物を殺戮して、それでどんな優越を感じられるというのだろう?足許のライフルを見る。あれは良くなかった。あのマンモスは、電気仕掛けだった。雨はまだ、止まない。     
  雨あがりマンモス狩りに行ってくる  小池正博

posted by 川合大祐 at 08:02| Comment(0) | 川柳小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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