2016年05月27日

第2回川柳フリマの感想

5月22日(日)の川柳フリマに参加した。微力ながら「かばん関西」のブースで販売のお手伝いをしてきた。

かばん関西のブースは、もしかしたら2名くらいで担当するかも知れないと構えていたが、最終的にはわたしも含め7人前後のメンバーで販売をした。それだけの人数が協力しあって仕事をこなすのを目の当たりにし、「かばんの会」的な良さは西も東も変わらないなあ、と感じた。かばん的な良さとは〈個〉と〈集〉のバランス感覚だと思っている。孤絶もせず埋没もせず、自然体で〈個〉と〈集〉を行き来するあり方といえばいいだろうか。そんな好印象もあってか、初対面のメンバーばかりなのに、ものの10分でため口になっていた気がする。失礼しました。

わたしは文学フリマに客側としてはよく行くのだけど、売る側としての経験はまったくなかった。そんなわけでコツがいまいち分からなかったのだが、終盤あたりにはいろいろなことが分かってきた気がする。声のかけ方、商品数の目安、小銭をどのくらい用意しておくべきか、などなど。その意味でいい経験をさせていただいた。


さて、川柳フリマの良さとは何か。いろいろあると思うけど、ひとつに、普段ブログを読んだりEメールだけでやり取りをしている川柳人とじかに社交がもてることだと思う。わたしも「あざみエージェント」の冨上朝世さん、「びわこ番傘川柳会」の徳永政二さん、竹井紫乙さん、「ねじまき句会」の妹尾凛さん、「川柳マガジン」の松岡恭子さんらと初めてお目にかかった。たいへん光栄だった。

とはいえ、多くの方は電脳空間で知っているというだけで、実際のお顔は存じ上げないことも多い。なもので、おそろしくシャイなわたしは「あれ、何となく◯◯さんの気がする・・・でも違っていたらどうしよう」などと気苦労が絶えなかった。それでも、一回ご挨拶をしてみるとじつに素敵な方たちばかりで、ひじょ〜にリラックスしてお話ができた。「川柳ねじまき」のブースでは妹尾凛さん、八上桐子さんと、
「旬の樹萄らきさんの句は面白いですね」
「でもお顔を見たことはないんですよ」
「あら、わたしもです」
「いやだ、わたしもよ」
(一同笑い)
みたいなやり取りがあった。

わたしの経験からいうと、伝統川柳・詩性川柳にかかわりなく、川柳人の大半は気取ったところがない。歌人がガラスのような感じだとすれば、川柳人は藁みたいな感じ(あ、これベストを尽くして褒めています)。川柳という文芸は「座の文芸」の性質を残しているので、それも親しみやすさに関係しているのかしら。善かれ悪しかれ〈近代的な個〉にどっぷりというわけではない。社会性を身につけている感じだ。

「第1回現代川柳ヒストリア+川柳フリマ」にわたしは参加していないので去年との比較はできないけれど、会場には20代〜30代くらいの人もわりと来場していた。俳句や短歌に基盤をおいている方々なのかも知れないが、「川柳って意外に面白そうだよ」と口コミでひろがっていけば素敵ではないか。そこから有為な青年が参入してくるかも知れない。

最後に、川柳フリマの総括をして終わ・・・・・・と思ったが、帰りに立ち寄った「551蓬莱」の豚まん、焼売、エビ焼売を紹介して終わりにしたい。アツアツすぎて口中の皮が剝がれてしまったのだが、とてもおいしゅうございました。わたしの隣りの席には深津絵里似のおねいさんが独り、豚まんと焼売とラーメンを豪快に召し上がっていた。思わず「惚れてまうやろ〜」と叫んでしまいそうになったのである。

551.JPG

posted by 飯島章友 at 00:00| Comment(2) | 川柳イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 行く事が出来ないので雰囲気でも知りたいと、川柳フリマのことw読んでいましたら、いきなり自分の名前が出てきて、どびっくりでした。
 たくさんの方が売り手買い手でいらっしゃったようで、楽しい雰囲気はとても伝わりました。
 ズレているかもしれませんが、名前を出していただいて感謝しております。
 川柳フリマ、お疲れ様でした。
Posted by らき at 2016年05月29日 12:48
らきさま
コメントありがとうございました。
反省点も私的にありますがいいイベントになったと思います。
旬を持っていかれた方も多かったようです。
Posted by 章友 at 2016年05月29日 13:33
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