2017年09月01日

ゲスト作品「斉唱」を読む


あきらめたヒトデそれでも星の形


それでも、という言葉が好きだ。大抵は否定的なニュアンスの語句のあとに接続し、それを踏まえた上でなおも何かを選ぶという、その祈りにも似た切実さが好きだ。ヒトデはかつて何をあきらめてしまったのだろう。どうして星の形でいることを選んだのだろう。この句は直接的には多くを語らないが、そのような「余白」について思いを馳せずにはいられなくなる程の、きりきりとした切実さに満ちている。

posted by 倉間しおり at 01:25| Comment(0) | 今月の作品・鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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