この記事の最後のほう(3ページ目)で短歌の次は現代川柳が来る、と書かれています。最近こういう予測をよく聞くようになりました。アンソロジーや句集の出版が相次ぎ、ネットや柳誌での発信も増えたことが〈萌し〉につながったのでしょうかね。
また記事を書いた方は、都々逸のことも日本の詩としてちゃんと認識しています。都々逸と言えば去年の10月30日に『都々逸っていいなあ』(吉住義之助監修・小野桂之介著、角川書店)が発売されました。角川だからかは分かりませんがあちこちの書店で見かけます。現代都々逸を知るのにとてもいい一冊で、わたしも持っています。都々逸の世界では嶋本遊幾さんに注目しています。嶋本さんには「小遊星」のゲストに来ていただきました。以下、同書より。
並んで足踏みする信号の ちらつく小雪もあったかい 遊幾